レイヴンと子ハリーとドンでほのぼのハロウィン。ほんのりドンレイ。
2パターン思いついたので2つとも書いてみました。
突貫工事なので台詞のみですが…
虚空沿いだとハリーが子供の時分にレイヴンがこんなほのぼのしてる気がしないのでパラレルか現パロかもしれない…





1

「トリックオアトリート!」
「おー、なかなかうまく仮装したなぁハリー。はいこれお菓子ね」
「うわージャックオランタンの形してる!おまんじゅう?レイヴンが作ったの?」
「そ、カボチャまんじゅう。俺様の手作りよ」
「すごいや、レイヴン!ありがとう!」
「どういたしまして〜ってあれ?ドンどうしたの?」
「トリックオアトリート」
「は?」
「ねえのか?まんじゅう」
「いや、大人の分は用意してねえんだけど…」
「じゃあ、いたずらだな」
「は!?あ、ちょっと、頭掴むのやめ…!」
「ハリー、レイヴンにはもらったからもういいな?他のとこも回るんだろ?」
「うん!じゃあ行ってくるねー!」
「ハリー待っ…あぁ…」
「じゃあ行くぞレイヴン」
「ど、どこにいくんですか…?」
「着いてからのお楽しみだな」
「やっ、引っ張るの止めてっ…!あーっ!」



2

「トリックオアトリート!」
「へ?」
「今日はハロウィンだよ!レイヴン知らないの?」
「あー…いや、知ってるんだけど忘れてたわ。今日31日か」
「お菓子ないの?じゃあ、いたずらするぞ!」
「待って!なんか作るから!」
「ホント?」
「ホント、ホント。ただちょっと時間ちょうだい」
「わかった!じゃあ先に他のとこ回ってくるね〜」
「いってらっしゃい。気をつけてね〜」

「ただいま〜」
「おかえり、ハリー。おー大漁だな。そんだけあったらもうおっさんのは要らないんじゃない?」
「え〜」
「冗談よ。はい、これ」
「これプリン…?ジャックオランタンの顔になってる!」
「そ、カボチャプリン。何にも準備してなかったから有り合わせで作ったけど一応ハロウィンっぽいもんになったでしょ」
「うん!レイヴンってすごいよね!レイヴンは甘いの嫌いなのにレイヴンの作るお菓子おいしいもん!」
「まあね〜おっさん器用だから〜」
「なにやってんだ?」
「あ、じいちゃん!これレイヴンが作ったんだよ」
「うまそうだな。俺の分は…」
「はい、これドンの分。どうせ俺にもって言うと思ってたから」
「わかってんじゃねえか」
「あーじいちゃんのおっきい!ずるいよ〜」
「ハリーがあんなに食べたらおなか壊しちゃうわよ。それに他のお菓子もあるでしょ」
「む〜…じゃあ、俺もおっきくなったらおっきいの作ってくれる?」
「おう、作ったげるわ」
「俺頑張っておっきくなるから俺がおっきくなるまでちゃんと覚えててね」
「うん。ハリーがおっきくなるの楽しみに待ってるわ」
「だとよ、ハリー。俺も楽しみにしてるぜ」
「うん!」


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